手術の流れをご紹介。自毛植毛の施術がどのように行われているのかが分かります

自毛植毛の手術の流れ

自毛植毛の手術とは

自毛植毛は、髪の毛がある部分から髪が生える環境(毛包もしくは頭皮自体)をはげが進行している箇所に移植する薄毛治療法です。

薄毛治療後進国の日本では、まだ一般的に認知されていません。

しかし、アメリカや韓国、中国など薄毛治療先進国では、「薄毛治療の中で唯一薄毛の根本原因を改善できる、最も安全な治療方法」として認められています。毎年、世界では約28万人以上の人が自毛植毛によって薄毛を治療をうける人がいます。

自毛植毛手術は大きく分けてメスを使う手術(FUE法)と、使わない手術(FUSS法)の2種類に分かれています。

1、FUE法とは?

FUE法とは、メスを使わない手術方法です。メスを使わないため術後の痛みや腫れがおきづらく、さらには移植した髪の毛がその場所に定着する確率(定着率)も高いのが特徴です。その分手術費用はFUSS法より高くなります。

FUE法は髪が残っている部分(後頭部から移植することが多いです)から、髪が生えている穴(毛包)をくりぬき、はげの部分に移植していきます。

手術時間は約4時間程度であり、1日で終了します。

2、FUSS法とは?

FUSS法とは、メスを使う手術方法です。後頭部などの髪が残っている部分から、頭皮ごと一定のエリアを切り取り、はげが進行している部分に頭皮ごと移植します。定着率も比較的高く、手術費用もFUE法と比べて安価になります。

一方で、頭皮ごと移植するため、皮膚のつっぱりや痛みや腫れなどが出る可能性が高いことや、手術時間が約6時間と少し長めになるのがFUE法と違う点です。

自毛植毛手術の流れ

自毛植毛手術は一般的に来院から次の1〜4の流れで行っていきます。

1、初診
2、再診
3、手術
4、アフターサポート

それぞれ具体的にどのような事を行っていくのか、また気をつけておきたいポイントなども併せて詳しくご紹介いたします。

1、初診

初診では手術は行いません。

初診では、主に頭髪や頭皮の現状確認を行った上で、どのように治療を進めていくのかについて診察結果を元に決定していきます。

初診の段階で薄毛によって自分が抱えている悩みや、「こうしていきたい」などご自身のご希望もしっかりと医師に話しておきましょう。もしかすると、手術以外の方法が最適な場合もあるかもしれません。

「自毛植毛手術しかない」と言う医師ではなく、他の治療法のメリットやデメリットを説明してもらった上で、中立的な立場で相談してくれる医師のいるクリニックを選ぶと間違いないと思います。

自毛植毛手術を行うことが決まったら前検査として血液検査を行い、手術を行って問題ないかを判断していきます。

その後、手術費用や手術の流れなどの説明や手術日までに一人ひとりのお客様に合わせた頭皮ケアや日常生活を送る上で注意しておきたいポイントなどをアドバイスいたします。

初診は約2時間ほど時間を見積もっておけば十分です。

初診後早ければ最短で次の日以降の手術が可能となります。

2、再診

再診では、最終的に「どの方法で手術を行うのか?」「どれくらいの自毛を移植するのか?」「どんなヘアデザインにするのか」を決定します。

再診日には手術を行いますので、初診日から再診日にかけて次の点を心がけておくようにしましょう。

・アルコールは控える(手術時の出欠をおさえるため)
・当日は頭皮や頭髪を清潔に保つ
・特定の薬品の摂取を控える(アスピリンやビタミン剤、栄養剤、サプリメントなど)
・当日までに体調を整える

3、手術

再診で決まった最終決定事項に沿って手術を行っていきます。

手順としてはFUE法、FUSS法それぞれ次のような手順で行います。

FUE法 FUSS法
1、後頭部を刈り上げる
2、麻酔
3、髪の毛がある所から医療機器を使って毛包(グラフト)を採取する。
4、移植する場所に毛包を移植する穴をあける。
5、3で採取した毛包(グラフト)を4であけた穴に移植していく。
6、髪の毛を採取した箇所のカバーリングや包帯で固定などの術後処理を行う。
1、頭皮を切り取る部分を刈り上げる
2、麻酔
3、後頭部の髪の毛を頭皮ごと切り取る。
4、3で切り取った部分を縫合する。
5、3で切り取った頭皮をグラフト1つごとに切り分けていく。
6、移植する場所に、移植するための穴をあける。
7、3で切り分けたグラフトを6で開けた穴に移植していく。
8、髪の毛を採取した箇所のカバーリングや包帯で固定などの術後処理を行う。

手術はどちらも1日で終了します。

手術後は、手術後を包帯やガーゼで固定しているため、手術翌日の入浴後までそれで固定しておく必要があります。

4、アフターサポート

実は手術だけではなく、自毛植毛手術はアフターサポートが重要になってきます。

なぜなら、手術したからと言ってすぐに薄毛が治るわけではないからです。

移植した毛包(グラフト)が移植した場所に定着して、髪がその場で順調に成長して始めて成功となります。

毛包(グラフト)が定着するまでにかかる期間は個人差がありますが、約1〜2週間程度と言われています。

手術後のこの1〜2週間の生活習慣と頭のケアが定着率を上げるポイントになってきます。

術後1週間は定着率をあげるために、いかに頭をそっとしておくかが大切になります。

そのため、手術日は手術後会社をまとまって休めるタイミングに設定するのが理想的です。

もし難しい場合には、どういう点に気をつけるべきか、医師にアドバイスを仰ぎましょう。

人によって「これはやっていいのか?悪いのか?」などがきっちりと相談できるアフターサポートを行ってくれるクリニックを選び、分からない場合にはインターネットで調べて自分で判断するのではなく、クリニックの先生に聞いた方が確実です。

例えば、次のような生活習慣や頭のケアは定着率を下げる原因になりかねないとされていますので、絶対にやめましょう。

・手術翌日〜1週間程度は移植した部分にシャンプーは使わず、弱めでぬるま湯のシャワーで濡らす程度に押さえる。1週間〜2週間程度はやさしく洗う程度にとどめておきます。それ以降はシャンプーを使って普通に洗えるようになります。
・ドライヤーは遠くから風を当て、ある程度乾いたら自然乾燥させるのがベスト
・整髪剤は術後1週間程度は使用を控える
・帽子やかつらは術後1週間程度は使用を控える(ニット帽であればOKの場合もあり)
・術後1週間程度は喫煙やアルコールは定着率を下げてしまう要因となるため控える。

また、自毛植毛手術後にはショックロスと呼ばれる、一時的に髪の毛が抜け落ちてしまう現象が見られる場合があります。

そういった現象が起きた時にきちんと相談できるクリニックを選ぶことが大切です。

運営者からの一言

自毛植毛の手術の流れを紹介しました。
初めは不安な気持ちをもつ方も多いでしょう。
気になることや不安点は、事前に相談をしておくことで、解消されます。
私が施術を受けるときも、不安な事については、直接先生に確認しました。そのおかげか、施術を受けるときは、大分不安が緩和されました。
これから施術を受けようとしている方は、気になることは惜しみなく確認することをおすすめします。